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【ワンカットの長さはどのくらいが適切か?】 |
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写真と違い、ビデオには時間軸があります。このため、ワンカットの長さが重要になってきます。 |
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▼ リズム感が大事 | |||||||||||||
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録画ボタンを押してから止めるまでのひとつながりの画面を「ワンカット」あるいは 「ワンショット」といいます。 1つの作品は沢山の「カット」の積み重ねでできています。 数カットの積み重ねで「シーン」(場面)を作り、 数シーンの積み重ねで「シーケンス」(局面)を作り、 シーケンスをつなげて1つの作品となるわけです。 ですから、作品の最小単位である「カット」が非常に大切になってきます。 「カット」が足りないと、良い作品はできません。 ではワンカットの長さはどれくらいにしたら良いのでしょうか? 短いと何が写っているのかわからないし、長すぎてもダラダラして見る人は飽きてし まいます。適切な長さのカットで構成していけば、見ていて心地よいリズム感が生まれ 、見ている人を飽きさせません。 しかし、ワンカット何秒という決まりがあるわけではありません。 では何か目安となる物は無いでしょうか。 |
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▼ 画面サイズによる長さ | |||||||||||||
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あくまでも基本ですが、画面サイズによって長さを分類することができます。 1)ロングショット(遠景) 8〜10秒 2)ミディアムショット(中景) 5〜7秒 3)アップ(近景) 3〜4秒 これはアップで撮るものは余計なものが写らずに、シンプルに写すことができるため短 てもわかりやすいからです。 逆に遠景でいろいろな内容を見せたい場合には長めにしてわかりやすくする必要が あります。 それでもじっと我慢の子でいられるのは15秒が限界です。 よっぽどのことが無い限り、ワンカットは長くても15秒までにしましょう。 それから看板など、文字がある場合はその文字を3回くらい繰り返して読めるだけの長 さが必要です。 |
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▼ 静的なイメージ=長 動的なイメージ=短 | |||||||||||||
作品のイメージによってもカットの長さは変わります。 例えばのんびりした田舎の風景、自然の景色などを情緒たっぷりに表現したい時には長 めのカットのほうが雰囲気が出ます。 NHKなどで放送している旅番組などを見てもそうですよね。 逆に運動会やスポーツなど、激しい動きのある場合、短いカットで構成していったほう が迫力が出ます。 CMやプロモーションビデオなどは短いカットでリズム感を作っているものが多いです。 |
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▼ 動きのあるものや表情に変化のある場合には | |||||||||||||
撮影しようと思う物に動きがある場合、例えば子供の動きや表情が面白いと思ったときには長めに撮る。そのほかイルカショーや猿回しなども長めに撮ってもダラダラ感が出ないのでかまいません。 |
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▼ 編集を前提に撮影時には長めに撮ろう |
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短い方が効果的な場合でも、長めに撮る習慣をつけましょう。 長いものをカットして短くするのは簡単ですが、短い物を長くするのは非常に大変です。 後で編集を入れるなら、長めに撮影しておきましょう。 |
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