【ビデオカメラは何がいい?】 |
現在主流のビデオカメラは1995年に家庭用として初めて登場したDV
(デジタルビデオ)方式です。
ではそのDVカメラを買おうと思って、電器屋さんに行っても、店頭に
たくさん並んでいて、いったいどれを選べばよいのかわかりません。
どんな点に注意してカメラを選べばいいのでしょうか。
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▼ タテ型とヨコ型 |
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DVカメラの形によって分類するとタテ型とヨコ型に分けることができます。
現在はややヨコ型のほうが主流になっています。ヨコ型は本体横に
ついている液晶モニターが比較的大きくでき、見やすいと言う利点
があります。
しかしその反面カメラ全体のサイズが大きくなってしまうという欠点が
あります。
逆にタテ型は、サイズ的にはコンパクトの物が多く旅行などの携帯
に便利です。
このほかプロ用やハイアマチュア用の方乗せタイプなどもあります。
私個人的には、タテ型はあまり使ったことが無く、多少大きくても
両手でしっかりグリップしやすいヨコ型を愛用しております。
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▼ 1CCDか3CCDか |
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CCD(素子)とはレンズから入ってきた光を電気信号に変換する部分です。
1CCDはこのCCD1枚で光を電気信号に変換しています。
それに比べて3CCDは光をR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色に分解し、
それぞれ専用のCCD3枚で処理する方式です。
当然3CCDのほうが色の分離性がよく、きれいな画像を記録すること
ができます。
3CCDの欠点としては、構造が複雑になるためカメラが大型になってしまう
こととコストがかかることです。
でも最近は小型で低コストの3CCDカメラが増えてきました。 |
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▼ 画素数は大きいほうが良いのか? |
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ビデオカメラで撮影されるDVの規格では画面サイズは720×480ピクセルと
決まっています。
画素数にして約35万画素。そのため、これ以上の画素数のCCDを使用
してもテープに記録されているのは35万画素分でしかありません。
では、それ以上の画素数のCCDを使ったビデオカメラが発売されているのは
なぜでしょう。
それはデジカメ代わりに静止画を記録するときに有利になるからです。
また、ビデオ撮影時でもデジタルズームを使用するときに画素数が多いと
画質的に有利になるからです。
但し、デジタルズームもあまり使用することも少ないと思うので、デジカメ
代わりに静止画も両方撮りたいという人は画素数にもこだわった方が
良いです。
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▼ バッテリーの持続時間 |
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バッテリーは大きいもの、小さい物、機種によっていろいろ用意されています。
カタログには「連続2時間」などと書かれていますが、これは「連続して2時間
録画ができる」ということで、録画とスタンバイを繰り返す実際の撮影では、
もっとバッテリーを消耗してしまいます。
使い方や状況などによってバッテリー消費は異なるので、できれば予備の
バッテリーも別に購入しておいたほうが便利です。
ケータイと同じで繰り返し使うことで寿命も短くなってきます。また、ファインダー
より液晶画面を使っていると、バッテリーを早く消耗してしまうので要注意! |
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▼ テープ以外の記録 |
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最近ではDVテープだけでなくいろいろなメディアに記録できるビデオカメラが
登場してきています。
代表的なのはDVDに記録するタイプ。これは記録方式にMPEG方式を採用
しています。
それから静止画はメモリーカードに記録できるものが多いです。デジカメと同じ
ですね。
最近ではメディアを使わずにハードディスクを搭載したタイプも登場しました。
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